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パインアップル独特の“トロピカルな香り”の 遺伝的メカニズムを解明!

2026/11/2

研究開発

かずさDNA研究所(白澤 健太 室長)と共同研究グループ(日本大学・琉球大学・沖縄県農業研究センター)は、パインアップルの主要な香りを決定する原因遺伝子を特定しました。

かずさDNA研究所と共同研究グループ(日本大・琉球大・沖縄県農業研究センター)は、香気成分の分析とゲノム解析によって、パインアップルの品種に見られる甘い香り、ココナッツ様の香り、モモ様の香り、カンキツ様の香りがなぜできるのか、そのメカニズムを特定しました。

 

甘い香りであるエステルやココナッツ様の香りのラクトンは、アルコールアシルトランスフェラーゼ遺伝子(AcAAT1)の働きによって作り分けられ、爽やかなスズラン様の香りのリナロールはリナロール合成酵素遺伝子(AcLIS1)により制御されることがわかりました。そして、保有するゲノムごとにこれらの遺伝子による香気成分の合成能力が異なり、その結果香り成分の含有量に品種・個体間で違いが生まれることが明らかになりました。

 

この成果を応用することによって、将来、ニーズに合わせた特定の香りのパインアップルを、ねらい通りに選抜・デザインできるようになることが期待されます。

論文タイトル

Pan-genomic analysis reveals structural variations in AcLIS1 and a key residue variation in AcAAT1 driving pineapple linalool, ester, and lactone profiles

著者

Kenji Nashima, Yonathan Asikin, Yusuke Kamiyoshihara, Wataru Hakamata, Kenta Shirasawa, Koji Wada,Yuta Omine, Ryota Maekawa, Takuya Kobayashi, Makoto Takeuchi, Moriyuki Shoda

掲載誌

Horticulture Research

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