令和6年度 事例報告会 開催案内

環境DNA分析技術を利用した生物調査 ~ 原理・現状・展望 ~

環境DNA分析は、生態学調査の網羅性と煩雑性を補完できる革新的な技術として注目されている。環境DNAとは、生体から土壌や水、大気などの環境中に放出されたDNA断片のことで、環境サンプルから採取された環境DNAを解析することで、そこに生息する生物の種類や量、多様性などを明らかにできる。環境DNAを用いた生物調査は、従来の調査と比べて人的資源や費用の負担が圧倒的に少なく、生態系への負荷もないことから、ここ数年で急速に広まった。その中で、サンプルの取得方法やデータ処理手法、また、取得した生息種情報データの様々な活用方法などが検討され、研究の枠を超えて、環境評価などあらゆる方面への応用が精力的に進められている。本報告会では、環境DNA技術の普及に貢献したMiFish法の原理と展望、および、環境DNA分析の環境調査への適用事例について紹介し、その可能性について俯瞰する。

開催概要

日 時 2024年6月18日(火)
(12:45 開場)
13:00~16:00(終了予定)
会 場 会場開催のみ:ペリエホール(JR千葉駅直結・ペリエ千葉7F)
(千葉県千葉市中央区新千葉一丁目1番1号)
https://www.perie.co.jp/chiba/periehall/access/index.html
登録受付 事前登録制(申込期限:6月14日(金)まで)

以下URLからお申込みください。
www.kazusa.or.jp/workshops/cbln/cbln_r6_index/cbln_r6_regist/

参加費 無料
プログラム プログラムpdf
主催/共催 主催 : 千葉県バイオ・ライフサイエンス・ネットワーク会議
共催 : 千葉県
: 公益財団法人かずさDNA研究所
事務局 (お問合せ)
〒292-0818 千葉県木更津市かずさ鎌足2-6-7
公益財団法人かずさDNA研究所 企画管理部事業推進課
TEL: 0438-52-3957 FAX: 0438-52-3901
E-mail: bio-network at kazusa.or.jp (atを@に変えてください)
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