教育連携:千葉県立長生高等学校「令和5年度 SSH 生命科学講座」

長生高等学校の理数科2年生、38名が、2週にわたり研究所で分子生物学実験を体験しました。弊所との連携事業に基づく「SSH生命科学講座」で、「大腸菌の力を借りて、オワンクラゲの発光を再現してみよう!」というテーマにおいて、遺伝子組換え実験や制限酵素によるDNA切断実験を体験しました。

日 時 令和5年11月15日(水)、11月22日(水)
各日14:00~16:15
会 場 かずさDNA研究所 講習実験室他
参加者 SSHコース2年生 理数科選択者38名、他7名
内 容 SSH生命科学講座の概要

本実習講座では、抗生物質に対する薬剤耐性遺伝子やオワンクラゲのGFP(緑に光るタンパク質)遺伝子を大腸菌に導入する遺伝子組換え実験を体験します。まず、各人に配られた謎のプラスミドDNAを導入して作製した大腸菌(形質転換体)について、ある種の薬剤に耐性かどうか、緑色に光るかなどの表現形質を観察します。また、制限酵素を用いてプラスミドDNAを切断し、電気泳動により分離したDNAのパターンを観察して、配られたDNAが何のプラスミドであったか特定します。

さらに、バイオテクノロジーに関する講義を受け、研究所の所内見学を通して、最先端の研究に関しての知見を深めることができます。

長生高等学校ホームページ →こちら

 

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