教育連携:千葉県立木更津高等学校「令和元年度 分子生物学実験講座Ⅰ」第2回

木更津高校との連携事業に基づく「令和元年度 分子生物学実験講座I」第2回

 かずさDNA研究所では、県内の皆様に DNA研究の重要性や現状について広くお伝えできるよう取り組んでおります。また、科学への興味・関心を持っていただくことを目的として、さまざまな理科教育支援活動を展開しております。

 千葉県立木更津高等学校は、文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校であり、理数科の設置を含め、グローバル化が急速に進む国際社会で活躍できる科学技術人材を育成することを目的として、学習指導要領に基づく教育課程を超えた先進的な理数教育を目指しています。
 当研究所では、従来からの教育協定を継続して更なる相互連携を進めており、今回は、これら連携事業に基づく学習ロードマップに従い、生命科学学習の1つとして「分子生物学実験講座I」を実施しました。

日 時 令和元年9月2日(月)、3日(火)、4日(水)各日3,5限
会 場 千葉県立木更津高等学校 生物実験室
参加者 3年生 生物選択68名 他9名
内 容 謎のお肉のDNA鑑定

  • マイクロピペットを使ってみよう!
  • PCR法によるDNA増幅と原理の説明
  • アガロースゲル電気泳動と原理の説明
  • 結果の確認

微量な液体を扱うマイクピペットや遠心機、電気泳動装置といった専門的な機器を用いて、DNAの研究に欠かせないPCR法やアガロースゲル電気泳動など分子生物学的な手法により、各自に配られた謎の食肉(ブタ、トリ、ウシ)のDNA鑑定を行いました。

千葉県立木更津高校リンク→ こちら

諸注意・全体説明
マイクロピペットの練習
PCRに必要なミクスチャの準備
試料をマイクロチューブ遠心機でスピンダウン
試料をPCR装置にセット
PCR産物をアガロースゲル電気泳動で解析
カメラでアガロースゲルを撮影・印刷
謎のお肉の結果判定・答え合わせ・まとめ
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