髪やヒゲの悩みを解決(NL55)

頭髪や眉、ヒゲは顔の印象を大きく左右します。白髪、毛の量や質で悩みを抱えている方も多いでしょう。

欧州の研究グループは、南米 5 か国(ブラジル、コロンビア、チリ、メキシコ、ペルー)に住む、約 6,000 人を対象に彼らのゲノムにある約67万ヶ所の遺伝的変異を判定し、そのデータと頭髪や眉、ヒゲの形質(下表参照)の 3-5 段評価との相関解析(ゲノムワイド関連解析)を行いました。南米に住む人は遺伝的多様性が大きく、頭髪もバラエティに富んでいることから、対象集団として選ばれました。

今回の解析では、16 個の遺伝子が髪やマユ、ヒゲの形質に関与するとされ、うち 10 の遺伝的変異は、今回新たに見つかったものです。

白髪については、メラニン生成に関わる IRF4 遺伝子が、ヒゲの濃さについては髪の太さや形態と関わる EDAR 遺伝子などが関わっている可能性が明らかになりました。

これらの形質と関わる遺伝子の研究が進めば、毛髪の悩みを解決する方法が見つかるかもしれません。