第5回ミヤコグサ・ダイズシンポジウム

昨年、ミヤコグサのゲノム情報が大量に公開され、マメ科植物の本格的なポストゲノム時代が始まりました。ダイズとタルウマゴヤシのゲノム構造解析も著しく進展しており、3種もの近縁種で同時にゲノム解析が進められるというのは、生物全体を見回しても希有な状況かもしれません。3種のモデル系が鼎立することは予算・人員の無駄な重複投資につながるのではないかとの危惧もありました が、むしろ、相互に情報を参照することでゲノム構造・機能解析が加速されるという恩恵が得られているようです。今回のシンポジウムでは、ゲノム情報の活用による有用遺伝子の解析に関するご研究を多数ご紹介いただく予定で、研究材料が異なる場合でも、使用するリソースや方法論には共通点が多く見られます。マメ科作物の研究者、マメ科植物を用いている植物科学研究者、さらにはマメを扱っていないけれどもマメが気になる研究者にとって、本シンポジウムが情報の共有と交流の場として役立つことを期待します。

日時

2009年12月2日 13:00(水) ー 12月3日(木)12:10

場所

かずさアカデミアホール202会議室 (かずさアーク内)

参加費

無料

締切り

受付を終了しました。

講演会の当日参加は受け付けます。

ポスター発表の方法

ポスターのサイズは 縦120cm×横90cm です。

オーガナイザー

青木 俊夫
(日本大学生物資源科学部) aoki.toshio AT nihon-u.ac.jp     
明石 良
(宮崎大学フロンティア科学実験総合センター) rakashi AT cc.miyazaki-u.ac.jp
磯部 祥子
(かずさDNA研究所)sisobe AT kazusa.or.jp

主催

NBRPミヤコグサ・ダイズ

かずさDNA研究所