キク属モデル系統の高精度全ゲノム塩基配列を決定 ―栽培ギク品種育成におけるゲノム情報の活用へ

2021/10/27

研究開発

栽培ギクは日本の切花生産の1/3を占め、バラやカーネーションと並んで重要な花き品目です。日本では江戸期以前から品種改良がおこなわれ、多様な色と形をもつ品種が作り出されています。

今後、新たな品種を効率的に作出するには、ゲノム情報が必須となります。かずさDNA研究所を含む研究グループでは、2019年1月にもキクタニギクのゲノム解読をプレスリリースしていますが、今回、より高精度にゲノムを解読したことで、さまざまな形質をもたらす原因遺伝子の同定がさらに容易になりました。

(広島大学、東京大学、農研機構らとの共同研究)

データベース:Plant GARDEN (https://plantgarden.jp/ja/list/t1111766)
NBRP広義キク属:http://shigen.nig.ac.jp/chrysanthemum/index.jsp

詳しくは広島大学のプレスリリースをご覧ください。

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