共同研究プロジェクトの成果を製品化

2006/6/26

研究開発

かずさ発、がんなどのメカニズム解明に有効な抗体試薬の有償配布開始

千葉県が進める「千葉県地域結集型共同研究事業」の参画機関である(財)かずさDNA研究所と(株)プロテイン・エクスプレスは、研究成果を製品化し、和光純薬工業(株)を通じて抗体試薬の有償配布を開始します。

抗体試薬

この試薬は、これまで大学等で数多く研究に利用されてきた同研究所のヒトの遺伝子に対応するマウスの遺伝子から生み出された5品種で、遺伝子や蛋白質などの機能を解析し、これらの物質が体内でどのように働いているかを明らかにすることができます。生体内の微量な蛋白質等でも検出可能な高い感度に特徴があり、がんなどのメカニズム解明に有効です。かずさ地域における優れた研究成果を実用化するものとして、平成18年度中に合計50品種のシリーズ化を目指します。

なお、今回からかずさ地域における研究成果の有効活用の証として、かずさアカデミアパークのシンボルマークである”ミツバツツジ”が製品ラベル等に使用されます。

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