かずさDNA研究所は3種類のラン藻の全ゲノムを解読
2002/2/28
研究開発かずさDNA研究所は、ユニークな性質をもつ以下の3種類のラン藻(シアノバクテリア)の全ゲノム解読を完了した。
ゲノム解読が終了した3種類のラン藻は
- 窒素固定ラン藻:アナベナ(Anabaena sp. PCC 7120)
ゲノムサイズ:7,211,789塩基対
推定遺伝子数:6,132個 - 好熱性ラン藻:サーモシネココッカス(Thermosynechococcus elongatus BP-1)
ゲノムサイズ:2,593,857塩基対
推定遺伝子数:2,743個 - 原始ラン藻:グロエオバクター(Gloeobacter violaceus PCC 7421)
ゲノムサイズ:4,659,004塩基対
推定遺伝子数:4,952個
今回の解析結果は、かずさDNA研究所が刊行する国際専門誌DNA Research に順次発表される。また、塩基配列データは、国際DNAデータベースを通じて公開される。