アオコ形成藻ミクロシスティス・エルギノーサの全ゲノム解読に成功
2008/1/10
研究開発(財)かずさDNA研究所、筑波大学、(独)国立環境研究所の共同研究チームは、富栄養湖沼で大発生し、環境問題を引き起こしている「アオコ」の原因である藍藻(シアノバクテリア)ミクロシスティス・エルギノーサの全ゲノム解読に、世界で初めて成功しました。
アオコは、印旛沼、霞ヶ浦などで深刻な環境汚染を引き起こしています。今回の成果が、アオコ増殖のメカニズムの解明やアオコの駆除方法の開発に繋がることが期待されます。
この研究の成果は、国際専門誌『DNA Research』の12月号に掲載されます。