
木更津高等学校のSSH事業「KISARAZU開拓ラボ」の一環として、木更津高等学校の希望生徒を対象に、2日間にわたる「分子生物学実験講座Ⅱ」を行いました。分子生物学実験に欠かせない「制限酵素によるDNAの切断」や「大腸菌の形質転換」の実験を体験してもらいました。
日 時 |
令和7年2月15日(土)9:00~14:40、16日(日)9:00~12:00 |
会 場 |
かずさDNA研究所 講習実験室 他 |
参加者 |
希望者18名 他3名 |
内 容 |
分子生物学実験講座Ⅱ
「大腸菌の力を借りて、オワンクラゲの発光を再現してみよう!」
- 講義:DNA研究とバイオテクノロジー
- 実習1:制限酵素によるプラスミドDNAの切断
- 実習2:プラスミドDNAによる大腸菌の形質転換(抗生物質耐性遺伝子、GFP遺伝子)
- 実習3:アガロースゲル電気泳動によるDNAの観察
- かずさDNA研究所の所内見学
- 実習4:タンパク質電気泳動によるGFPタンパク質の観察
生徒感想(抜粋)
- 最初は理解ができなそうと思った内容でも、講義や実験で理解できたのでおもしろかったです。研究をする仕事にとても興味がわきました。
- 研究所の方々の説明がとても分かりやすく、実験内容をしっかり理解でき、2日間楽しく実験をすることができました。また、班員や友達と話し合ったり、協力することの重要性を改めて感じました。
- 学校では絶対に経験できないことがたくさんできてとても楽しかった。自分は分子生物の学問が学びたかったということに気づけたため、大学選びや将来の夢に活かしたい。
- 複雑な事柄に対して理解しようと努力する姿勢や、時間をかけてじっくり実験し正確な結果を得て、そこから考えられる事を議論するちからを身につけられた。また、目に見えない大腸菌と触れ合ったことで、より生物の世界に入り込めた気がした。
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