教育連携:千葉県立長生高等学校「令和元年度 ハイレベルサイエンス講座」

長生高校との連携事業に基づく「令和元年度 ハイレベルサイエンス講座」

 かずさDNA研究所では、県内の皆様に DNA研究の重要性や現状について広くお伝えできるよう取り組んでおります。また、科学への興味・関心をお持ちいただけるよう、さまざまな理科教育支援活動を展開しております。

 千葉県立長生高等学校は、文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校として、企業や大学、研究機関などとの連携を含め、高度な理数教育を実施しています。
 今年で6年目を迎えた長生高校との連携事業の1つとして、各自のコンピューターを使って、膨大な生命科学データを解析するための生物情報科学を学ぶ「ハイレベルサイエンス講座」を行いました。様々な情報科学的な解析を通して生命の不思議を実感していただきました。

日 時 令和元年12月21日(土)9:00~11:00
会 場 千葉県立長生高等学校 電算室
参加者 希望者14名 他5名
内 容 ハイレベルサイエンス講座
「ゲノム解析のシミュレーション」実習 ~生命の設計図を覗いてみよう~

  • 開講式
  • ゲノムから遺伝子を探そう!
  • DNAをアミノ酸配列に翻訳しよう!
  • 配列のよく似たタンパク質を探そう!
  • アミノ酸配列を比較して進化を考えよう!
  • 遺伝子変異ってなに?
  • タンパク質の3次元構造を見てみよう!
  • 閉講式

 世界で初めてゲノムのDNA配列が解読されたのは、183万塩基対のDNAをもつインフルエンザ菌でした(1995年)。そして現在は、ヒトゲノムを含む7万種類を超える生物の設計図が明らかにされ、その情報が公的データーベースにて公開されています。
 本実習では、膨大な生命科学データを解析するための「バイオインフォマティクス(生物情報科学)」を学びながら、様々な情報科学的な解析を通して生命の不思議を実感していただくのを目指しました。

千葉県立長生高等学校リンク→ こちら

実習で使用した Webツール参考リンク

開講式
全体説明・講義
シアノバクテリアのゲノム配列
バイオインフォマティクス(生物情報科学)実習の様子1
実習の様子2
実習の様子3
実習の様子4
まとめ・閉講式
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