DNA出前講座@千葉市立松ヶ丘中学校

DNA出前講座@千葉市立松ヶ丘中学校

 かずさDNA研究所では、県内の皆様に DNA研究の重要性や現状について広くお伝えできるよう取り組んでおります。また、科学への興味・関心を持っていただくことを目的として、さまざまな理科教育支援活動を展開しております。
 今回は、初めてご依頼の千葉市立松ヶ丘中学校にて「DNA出前講座 Aコース」を実施しました。

日 時 令和元年12月11日(水)、12日(木)各日3限、4限
会 場 千葉市立松ヶ丘中学校 理科室
参加者 3年生 計114名 他13名
内 容 DNA出前講座 Aコース

  • 生きものと細胞・遺伝(講義)
  • 身近な食品からDNA取り出してみよう!
  • DNAの染色と観察
  • ブロッコリーのDNA抽出実験(演示)

微量な液体を扱う小さな試験管「マイクロチューブ」、遠心力で試料を集める「遠心機」などを使いながら、魚の白子などの身近な食品からDNAを取り出しました。全員大成功でした!
また、DNAを取り出す原理を学び、特殊な染色液を加えて本当にDNAなのか確認しました。
最後に職員による演示実験では、ブロッコリーから大量のDNAを取り出す様子を観察していただきました。

生徒さんらの感想(原文まま)

  • こんな簡単にDNAが見れてしまうとは思っていなかったし、液体をまぜてみてなにがおこるかわかんなかったのがすごいわくわくした。
  • DNAは親みたいなそんざいなんだなと思った。DNAのおかげで自分の体が一つ一つできていることがわかった。だから、これからも自分の体を大切にしていきたいと思った。また、ブロッコリーを使って実験したやつを家でもできるみたいなのでひまなときに自分でやってみたいと思った。DNAのことを全く知らなかったけど今日この授業をして少しは身についたからよかった。
  • DNAを自分で抽出するのは初めてだったので、最初は少し緊張しました。調べるものによって、DNAの出てくる量や大きさも違い、おもしろかったです。
  • 人間のDNAも調べてみたいなと思いました。(人の血・だ液・涙?など)精製されたDNAはとてもやわらかかったのですが、強く押したり、つまんだりしてもくずれることがありませんでした。ブロッコリーの花芽を使った時、DNAがたくさん抽出できたため、茎と比べると、DNAの量がどれくらい違うのか気になりました。植物の根の先端は細胞分裂がさかんなので、そこもDNAが多いのでは?と予想してます。
  • DNAを生で見ることができてとても嬉しかった。身近な物を使ってDNAを取り出すことができるとわかったので、家で実験してみたいと思った。研究所の方々にやさしく、人の体にあるDNAの話をわかりやすく教えてもらいもっと人の体や動物、昆虫の体のつくりを知りたいと思った。
  • 今回の実験はブロッコリーを使ってDNAを取り出したけれど、家にある材料で色々な色の食品から取り出したら、きれいな色のDNAが並び面白そうだと思った。また、遠心機(チビタン)をたった10秒回転させるだけで、きれいに液がわかれていてすごいと思った。DNAを集まりやすくするためにもマイナスの電気を持っているDNAを集まりやすくするために Na+の電気を使っているのを知り、前回学習した単元が使われていて、科学はとても興味深く面白いなと改めて思った。
  • 遠心機「チビタン」という機械を初めて使わせてもらい、あんなに速く回るものなのかと感動しました。DNAをエタノールで取り出すとき、僕は目には見えないと思っていましたが、白くて糸状のものがでてきて本当に驚きました。
  • A、C、G、T の4つの文字だけで色々なことが設計されてるのだと今回初めて知りました。そして一番驚いた事が DNAの細長いヒモ状のものの長さでまさか自分の体に(編:一つの細胞だけで)2mものつなぎあわせたDNAが入っているとは思わなかったです。もっともっと DNAについて知りたいと思えた出前講座でしたし、全ての生き物にそれぞれ DNAの特徴があることが知ることができて楽しかったです。

千葉市立松ヶ丘中学校リンク → こちら

諸注意・全体説明
身近な食料品にDNA抽出薬①を注入
しっかり混濁した後、マイクロチューブ遠心機でスピンダウン
DNA抽出薬②を静かに注入
抽出DNAを取出し、DNA染色薬で染色(代表者)
染色されたDNAの観察
精製された魚のDNAを観察
ブロッコリーからのDNA抽出(演示)