DNA実習:千葉県立薬園台高等学校「SPP 分子生物学講座」

千葉県立薬園台高等学校「SPP 分子生物学講座」

 かずさDNA研究所では、県内の皆様に DNA研究の重要性や現状について広くお伝えできるよう取り組んでおります。また、科学への興味・関心を持っていただくことを目的として、さまざまな理科教育支援活動を展開しております。
 今回は、科学技術振興機構(JST)の研究助成「サイエンス・パートナーシップ・プログラム」をうけて、県立薬園台高校の生徒さんらが来所され、分子生物学に関する実験講座を実施しました。

日 時 平成27年2月11日(水)
会 場 かずさDNA研究所 講習実験室
参加者 1-2年生 20名
内 容
実験1:自分の細胞を観察してみよう! ~口腔粘膜細胞の観察~
  1. 綿棒を使って頬の内側から皆さんの細胞を採取していただき、遠心機を使って集めました。
    これらの細胞を特殊な色素で染色した後、蛍光顕微鏡による美しいブルーの細胞像とDNAの蛍光像を観察しました。
実験2:食肉のDNA鑑定 ~謎のお肉をDNA鑑定でつきとめる!~
  1. マイクロピペットや遠心機、電気泳動装置といった専門的な機器を扱いながら、DNAの研究に欠かせないPCR法やアガロースゲル電気泳動など分子生物学的な手法で、各自に配られた食肉(ブタ、トリ、ウシの1つ)のDNA鑑定を体験する。
その他:研究器具や実験材料の観察
  1. 次世代DNAシーケンサー、精製乾燥DNA、大腸菌コロニー、安全キャビネットなど

 

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