トマトの祖先種の全ゲノムを解読しました。
2021/1/27
研究開発
環境ストレスへの耐性などの優れた形質を持つことが知られている、トマトの祖先種2種(Solanum pimpinellifoliumとSolanum lycopersicum var. cerasiforme)の全ゲノム配列を高精度に解読しました。
これらの種は、環境ストレスへの耐性など、栽培種トマトにはない優れた形質を含んでおり、品種改良における有用遺伝子のドナーとなり得ますが、そのゲノム情報は、あまり明らかにされていませんでした。
これらのゲノム情報は、今後、有用な遺伝子を同定する手がかりとなり、トマトの品種改良に貢献することが期待されています。
詳しくは筑波大学のHPをご覧ください。→ TUKUBA JOURNAL
共同研究機関:筑波大学、遺伝学研究所、トキタ種苗株式会社