DNAオンライン講座@熊本県立宇土高等学校 謎のお肉のDNA鑑定

熊本県にある宇土高等学校の高校生20名を対象に、Zoomシステムを利用したオンライン実験講座を開催しました。

今回の実験は、各自に配られた肉片(ウシ、ブタ、トリ)を材料に、PCRでシトクロームb遺伝子の部分配列のDNAを増幅し、増幅したDNAをアガロースゲル電気泳動で大きさごとに分離し、配られた肉片がどの生き物だったかを特定するという高度な内容でしたが、皆さん無事に正解することができました。事前にPCR装置や実験に必要な教材などをまとめて宅配便で送付し、スタッフが行き来することなく、完全なリモートで実施されました。

日 時 令和3年6月18日(金)13:50~16:50
会 場 熊本県立宇土高等学校(リモート実験)
参加者 高校2年生 希望者 20名 教員 3名
内 容 DNAオンライン講座

  • 講 義:DNAの基礎から最新の話題まで
  • 実 験:謎のお肉のDNA鑑定

分子生物学実験に欠かせないマイクロピペットなどの操作を学び、チューブや遠心機などの取扱いを体験しながら、生き物ごとにゲノムのDNA配列が異なること、生き物ごとのDNA配列の違いと、DNA鑑定の技術を使って、生き物を区別する方法を学びました。

Cytb遺伝子を増幅しよう!
DNAの研究に欠かせないPCR法を用いて、食肉のミトコンドリアゲノムにあるシトクロームb(Cytb)遺伝子を数百万倍に増幅し、原理についても詳しく学んでいただきました。

増幅した DNAを観察しよう!
PCR法により増幅したDNAをアガロースゲル電気泳動法で解析し、PCR産物の有無やPCR産物の長さを解析し、肉片がどの生き物のものかを特定しました。

感 想
  • 遠い千葉県から見られているのだと思いながら実験するのは新鮮味があり楽しかった
  • 自分の進路に関する話も訊けて良かった
  • 本格的な実験道具を使用して実験するのは想像以上に難しかった
  • DNA鑑定の方法を学ぶことができて、将来の為になった