
実験教材貸出事業「DNA実験宅配便」を活用し、事前にPCR装置や実験に必要な教材などを宅配便で学校に送付し、リモート実験を行いました。
日 時 |
令和3年11月22日(月)10:50~12:40 |
会 場 |
山梨県立白根高等学校(リモート実験) |
参加者 |
3年生(生物選択)20名 教員 3名 |
内 容 |
DNAオンライン講座
実 験:謎のお肉のDNA鑑定
分子生物学実験に欠かせないマイクロピペットなどの操作を学び、チューブや遠心機などの取扱いを体験しながら、生き物ごとにゲノムのDNA配列が異なること、その違いとDNA鑑定の技術を使って、生き物を特定する方法を学びました。
- Cytb遺伝子を増幅しよう!
ブタ、トリとウシの肉片から、DNAの研究に欠かせないPCR法を用いて、ミトコンドリアゲノムにあるシトクロームb(Cytb)遺伝子を数百万倍に増幅しました。3種類の生物のCytbが特異的に増幅するようなプライマーを用いて、PCR産物が増えたかどうかで動物種を判定します。さらに、結果を分かりやすくするために、各動物でのPCR産物の長さが異なるようにプライマーを設計しました。
- 増幅した DNAを観察しよう!
PCR法により増幅させたDNAをアガロースゲル電気泳動法で分離し、PCR産物の有無やPCR産物の長さを確認し、動物種の特定を行いました。
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感 想 |
生徒さんの感想から:
- PCRの結果が答えと合っていてうれしかった。
- PCR検査の意味がわかった。
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