日本の野生バラ「ノイバラ」のゲノム解読に成功。

2017/7/3

研究成果

~品種改良の加速に期待~

公益財団法人かずさDNA研究所は、サントリーグローバルイノベーションセンター株式会社、名古屋大学と共同で、日本を含む東アジアに自生する野生バラ「ノイバラ(Rosa multiflora)」のゲノム解読に成功しました。

ノイバラは、バラ(栽培バラ、Rosa × hybrida)の基となった8種類の野生バラのうちのひとつで、一枝に複数の花を付ける「房咲き」の性質などを栽培バラにもたらしたとされています。

今回、約7億塩基対のゲノムを持つと推定されるノイバラのゲノム解読を行い、67,380個の遺伝子の中から、花の色、香り、形態などに影響する園芸的に重要な遺伝子を見 出しました。

ノイバラのゲノム情報は、栽培バラの遺伝情報を理解する一助となるほか、ノイバラの持つ香りや耐病性などの特徴的な形質を栽培種に導入できれば、これまでにない新しいバラ品種を作り出すことが可能になります。

研究成果は、フランスで開催される「VII International Symposium on Rose Research and Cultivation(第 7 回国際バラシンポジウム)」で 7 月 4 日(火)(現地時間)に発表いたします。

サントリーホールディングス株式会社のホームページもご参照ください。
http://www.suntory.co.jp/news/

<詳細につきましては以下の資料をご覧ください>
ノイバラ資料(PDF:242KB)