高温に負けないバラの匂いの生成メカニズムの解明

2016/2/16

研究開発

~温暖化に向けた香り高いバラの分子育種に期待~

(公財)かずさDNA研究所は、静岡大学、ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ社と共同で、高温に負けないバラの匂いの生成メカニズムを解明しました。

共同研究チームは、バラの特徴的な甘い香り成分である、2-フェニルエタノールの生合成研究に取り組み、バラが2-フェニルエタノールを作り出す2つの経路を夏と冬のそれぞれの季節に応じて使い分けていることを世界で初めて明らかにしました。また、夏の高温時に働く、2-フェニルエタノール生合成遺伝子を見いだしました。

バラの花は高温時に小さくなり,香り成分の量が減ることが知られています。研究成果により、今後予想される地球温暖化による高温環境においても香り豊かなバラを育種することが可能になります。

かずさDNA研究所は、バラの花びらで発現している遺伝子の次世代シーケンサーによる解析を担当しました。

論文は2月1日にScientific Reportsのオンライン版に掲載されました。
論文のURL:http://www.nature.com/articles/srep20234

更に詳しくお知りになりたい方は、静岡大学のHPをご覧下さい。
http://www.shizuoka.ac.jp/pressrelease/pdf/2015/20160215_gstr.pdf