トルコギキョウのゲノムを解読 〜新品種育成への足掛かり〜

2022/12/23

研究開発

かずさDNA研究所、タキイ種苗株式会社、東京大学、国立遺伝学研究所、長野県野菜花き試験場は共同で、トルコギキョウ(ユーストマ)のゲノムを解読しました。

トルコギキョウ(Eustoma grandiflorum:ユーストマ)はリンドウ目リンドウ科ユーストマ属に属する植物で、切り花として人気が高く、日本でも多く生産されています。近年は品種改良によって白やピンク、黄や赤の花弁で、八重咲きや花弁にフリンジがあるものなど、様々な色や形態の花をもつ品種が作り出されています。

そこで、より多様なニーズに対応した品種開発を進めるための足掛かりとして、トルコギキョウの全ゲノム解読を行いました。

約13億塩基対からなるゲノム塩基配列が明らかになり、36,619の遺伝子を見出すことができました。また、遺伝子を比較することで、リンドウ属とユーストマ属は約4100万年前に分岐していることが明らかになりました。

ゲノム情報が明らかになったことで、今までにない特徴を持つトルコギキョウの品種開発が世界中で進むことが期待されます。

研究成果は英文科学雑誌G3において、12月19日(月)にオンラインで公開されました。

詳しくは、プレスリリース資料をご覧ください。

論文タイトル:Chromosome-scale genome assembly of Eustoma grandiflorum, the first complete genome sequence in genus Eustoma
著者:Kenta Shirasawa, Ryohei Arimoto, Hideki Hirakawa, Motoyuki Ishimori, Andrea Ghelfi, Masami Miyasaka, Makoto Endo, Saneyuki Kawabata, Sachiko N Isobe
掲載誌:G3
DOI: 10.1093/g3journal/jkac329

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