黄色系の花の着色を促進する新しい遺伝子を発見 ~新しい花きの開発に道~

2014/6/4

研究開発

~2014年6月3日に英国のオンライン科学誌「The Plant Journal」に掲載~

(公財)かずさDNA研究所は、国立大学法人筑波大学、独立行政法人農研機構花き研究所、一般財団法人生産開発科学研究所、国立大学法人東京大学、フランス国立農学研究所の研究グループと共同で、植物の花の色を制御する遺伝子を初めて同定することに成功しました。
キサントフィルは器官や組織に色を付加するカロテノイド化合物の一種で、生物界に広く存在しています。植物の花弁においては、キサントフィルと脂肪酸がエステル結合して、エステル化キサントフィルとして存在していることが知られています。しかし、エステル化キサントフィルの生成と蓄積のメカニズムは、これまでほとんど明らかになっていませんでした。
今回の研究は、筑波大学遺伝子実験センターが有するトマト品種マイクロトムの大規模変異体集団の中から、花色が薄くなりエステル化キサントフェル蓄積が低下した変異体を選抜し、その原因遺伝子を明らかにしたものです。この遺伝子を活用することで、新しい花色を示す花き類の開発が期待されます。

更に詳しくお知りになりたい方は、筑波大学のHPをご覧下さい。
https://www.tsukuba.ac.jp/attention-research/p201406032000.html