DNAオンライン講座@栃木県立宇都宮高等学校 ALDH2遺伝子の多型解析

栃木県立宇都宮高等学校の生物部の皆さんに「ALDH2遺伝子の多型解析」に関するリモート実験を行いました。PCR反応の間には「DNA研究とバイオテクノロジー」に関する講義を行い、DNA研究の社会への応用について紹介しました。

日 時 令和4年10月7日(金)13:15~16:20
会 場 栃木県立宇都宮高等学校(リモート実験)
参加者 生物部9名 教員3名
内 容 DNAオンライン講座  ALDH2遺伝子の多型解析
分子生物学実験に欠かせないマイクロピペットなどの操作を学び、チューブや遠心機などの取扱いを体験しながら、自分自身の口腔粘膜細胞からDNAを取り出し、PCR法によりALDH2遺伝子の部分配列を増幅しました。増幅したDNAをアガロースゲル電気泳動で分離し、自身のALDH2遺伝子が野生型か変異型かを調べました。個人ごとにゲノムのDNA配列が少し違うことや、個人のDNA配列を調べること(遺伝子解析)により、体質を予測できる場合があることを学びました。
教員感想(抜粋)

  • 映像や説明がとても分かりやすく、注意事項もしっかり話してくださるので、失敗なく、原理もわかりながら実験できて素晴らしかったです。貸出の物品も説明や写真などがあり、迷うことがなくできました。

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