DNAオンライン講座@熊本県立宇土中学校・宇土高等学校 ALDH2遺伝子の多型解析 

昨年に引き続き、熊本県立宇土高等学校での「ALDH2遺伝子の多型解析」に関するリモート実験を行いました。PCR反応の間には「DNA研究とバイオテクノロジー」に関する講義を行い、DNA研究の社会への応用について紹介しました。

日 時 令和4年9月16日(金)13:30~17:00
会 場 熊本県立宇土中学校・宇土高等学校(リモート実験)
参加者 高校2年生希望者16名 教員2名
内 容 DNAオンライン講座  ALDH2遺伝子の多型解析
分子生物学実験に欠かせないマイクロピペットなどの操作を学び、チューブや遠心機などの取扱いを体験しながら、自分自身の口腔粘膜細胞からDNAを取り出し、PCR法によりALDH2遺伝子の部分配列を増幅しました。増幅したDNAをアガロースゲル電気泳動で分離し、自身のALDH2遺伝子が野生型か変異型かを調べました。個人ごとにゲノムのDNA配列が少し違うことや、個人のDNA配列を調べること(遺伝子解析)により、体質を予測できる場合があることを学びました。
感想 生徒感想(抜粋)

  • 今回のかずさ DNA 研究所オンライン実験では、実験工程の説明や DNA オンライン講義などの話はすごく面白く一つ一つの説明がわかりやすくためになりました。実験ではこの工程でどのようにしたらお酒の強い弱いがわかるのだろうと楽しみながら実験することができました。私は今回の実験の中で 1510 番目の文字が変わるだけでお酒が弱くなることがすごく面白いなと思いました。今回のオンライン実験を得てこれからの私達の実験ももっと向上していけるように頑張っていきたいです。
  • 私は課題研究で今回したような液を量り取ったり、電気泳動を行ったりしなければならないのですごく勉強になりました。電気泳動に関しては、まだ行ったことがなかったのでこの機会に体験できて本当に良かったです。これから更に課題研究を頑張ろうと思います!

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