DNAオンライン講座@神奈川県立鎌倉高等学校 ALDH2遺伝子の多型解析

昨年に引き続き、神奈川県鎌倉高等学校にPCR装置や実験に必要な教材などを送付し、「ALDH2遺伝子の多型解析」に関するリモート実験を行いました。PCR反応の間には「DNA研究とバイオテクノロジー」に関する講義を行い、DNA研究の社会への応用について紹介しました。

日 時 令和4年9月5日(月)9:50~12:40、9月7日(水)8:50~11:40
会 場 神奈川県立鎌倉高等学校(リモート実験)
参加者 高校3年生希望者 それぞれ20名と28名 教員4名
内 容 DNAオンライン講座  ALDH2遺伝子の多型解析
分子生物学実験に欠かせないマイクロピペットなどの操作を学び、チューブや遠心機などの取扱いを体験しながら、自分自身の口腔粘膜細胞からDNAを取り出し、PCR法によりALDH2遺伝子の部分配列を増幅しました。増幅したDNAをアガロースゲル電気泳動で分離し、自身のALDH2遺伝子が野生型か変異型かを調べました。個人ごとにゲノムのDNA配列が少し違うことや、個人のDNA配列を調べること(遺伝子解析)により、体質を予測できる場合があることを学びました。
神奈川県鎌倉高等学校リンク

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