平成30年度「かずさの森のDNA教室」

かずさDNA研究所では、県内の皆様に DNA研究の重要性や現状について広くお伝えできるよう取り組んでおります。また、科学への興味・関心を持っていただくことを目的として、さまざまな理科教育支援活動を展開しております。その一環として、千葉県内の中高生を対象に、毎年ご好評をいただいている「かずさの森のDNA教室」を開催しました。

平成30年度「かずさの森のDNA教室」

開 催 日 平成30年8月8日(水)、16日(木)10:00~15:45  ※台風の影響で9日→16日に延期開催
会 場 かずさDNA研究所 講習実験室
参 加 者 千葉県内の中高生 8日 17名、16日 13名(他2名)
内 容 「DNAの研究はどんなことに役立つのでしょうか?」

私たちの誰もがもっている「生命の設計図」は、個人で少しずつ違いがあります。その設計図の違いから、体の大きさ、顔の形、血液型、性格などが個人差としてあらわれています。

※DNA配列の違いが、見た目にあらわれない遺伝子もたくさんあります。

※この実習は、未成年者の飲酒を勧めるものではありません。未成年者の飲酒は違法です。

お酒に強い・弱い? ALDH2遺伝子の解析

【講義】 DNAに関する講義
ゲノムの基礎から遺伝子診断まで
【実験】 自分の細胞からDNAを取りだそう!(口腔粘膜細胞)
自分の遺伝子を解析してみよう!
~お酒に強い・弱いがわかる ALDH2遺伝子の解析~
アガロースゲル電気泳動で結果の判定
【工作】 DNA型キーホルダーをつくろう!
【まとめ・質疑応答】

講義では、すべての生き物は細胞から出来ていて、その中にある生命の設計図の正体がDNAであることを学びました。
実験では、綿棒を使って各自の口腔粘膜細胞を取り出し、マイクロピペットや遠心機などの研究機器を扱いながら細胞を濃縮した後、白衣、ゴム手袋、ゴーグルを身に着けて、自分の細胞からDNA抽出を行いました。

つづいて、各自のDNAを3本のマイクロチューブに入れてPCRの後、アガロースゲル電気泳動を使って、皆さんのALDH2遺伝子がお酒に強いタイプ・弱いタイプかを判定していただきました。

①お酒に強いタイプのALDH2遺伝子検出
②お酒に弱い   〃
③正しい実験操作の確認用

最後に、DNA型キーホルダーを作成し、DNAの二重らせん構造を学びました。