メタボローム解析を基盤技術とした全成分指紋解析の活用

2017/2/1

産学官連携

共同研究成果を活用した、民間企業による分析解析サービスが開始されました。

このたび、公益財団法人かずさDNA研究所と株式会社インプランタイノベーションズとの共同研究の成果を活用した、「全成分指紋解析」サービスが、インプランタイノベーションズ社より開始されました。
「全成分指紋解析」は、かずさDNA研究所、(株)インプランタイノベーションズ、(株)エコプロ・リサーチの三者で商標登録手続き中です。

このサービスは、かずさDNA研究所の、食品や飲料、農林水産物や植物由来素材に含まれる栄養、色、食味、食感、香り、機能性などに関わる様々な成分を一斉に検出、数値化する最新科学分析手法「メタボローム解析」システムを基盤にして、加工方法や保存方法、保存期間、生産地や生産方法などの違いにより生じる成分の量的変化・質的分布を数値で示すことにより、それぞれの商品を成分により、「人の指紋」のように特徴づけするもので、サービスの対象を研究開発者だけでなく、農業生産者などにも拡大しています。
メタボローム解析:質量分析機器やガスクロマトグラフィー連結質量分析装置等を用いた網羅的成分解析のこと。Dictionary of Natural Productsというデータベースには天然に存在する既知化合物が17万種類登録されているが、植物材料ではその数倍、検出される。この既知化合物、未知化合物を分析機器等で網羅的に検出した後、化合物の種類やその分布特徴をソフトウエアで解析することにより、材料間の比較を行うことができる。

このサービスでは、①品種の違い、②栽培方法、栽培場所の違い、③加工、保存方法の違いによる成分量・質の変化把握、④輸入農林水産物の評価などを行います。これまで見過ごされてきた機能性に関与する成分の手がかり、あるいは、世代や性別で異なっている嗜好に対して、より一層満足してもらえる成分調合のヒントが見つかる可能性があります。

詳しくは、株式会社インプランタイノベーションズのプレスリリースをご覧下さい。