二十世紀ナシのゲノムを高精度に解析しました 〜新品種育成の効率化が可能に〜

2021/3/2

研究開発


 
 
DNA 配列解読装置の解析能力の向上に伴い、生物の全ゲノム配列を解読することが容易になりました。ゲノム配列は「生命の設計図」と呼ばれることから、ゲノム情報を用いて、生物の様々な特徴を研究することができます。

今回、京都府立大学と共同で、ナシ品種「二十世紀」のゲノムを高精度で解析しました。現在流通しているニホンナシ品種のほとんどは「二十世紀」の子孫であることから、他品種のゲノム情報と比較することで、「二十世紀」のもつ良い肉質と食味を有するという性質の由来が解明できるようになると期待されています。

詳しくは、リリース資料 をご覧ください。

論文タイトル:Chromosome-scale genome assembly of Japanese pear (Pyrus pyrifolia) variety ‘Nijisseiki’.
著者:Kenta Shirasawa, Akihiro Itai, Sachiko Isobe.
掲載誌:DNA Research
DOI: 10.1093/dnares/dsab001


二十世紀ナシの果実(写真提供:京都府立大学)