198 種類のダイズのゲノム配列を比較しました

2021/2/5

研究開発

かずさDNA研究所、農業・食品産業技術総合研究機構(以下、農研機構)、東京大学大学院農学生命科学研究科は共同で、日本と世界の198種類のダイズの全ゲノム情報を解読し、公開しました。

DNA配列解読装置の解析能力の向上に伴い、生物の全ゲノム配列を解読することが容易になりました。ゲノム配列は「生命の設計図」と呼ばれることから、ゲノム情報を用いて、生物の様々な特徴を研究することができます。

このたび、世界で収集されている様々な特徴をもつダイズの中から198種類を選び、それらのゲノム配列を比較することにより、種子の色の違いや開花に関わる遺伝子などの違いを明らかにしました。これらの情報を活用し、多くの形質について遺伝情報と紐づけすることができれば、育種の効率化が進むと期待されています。

詳しくは プレスリリース資料 をご覧ください。

農研機構 農業生物資源ジーンバンク → https://www.gene.affrc.go.jp/?ccol 

論文タイトル:Whole-genome sequence diversity and association analysis of 198 soybean accessions in mini-core collections.
著者:Hiromi Kajiya-Kanegae, Hideki Nagasaki, Akito Kaga, Ko Hirano, Eri Ogiso-Tanaka, Makoto Matsuoka, Motoyuki Ishimori, Masao Ishimoto, Masatsugu Hashiguchi, Hidenori Tanaka, Ryo Akashi, Sachiko Isobe, Hiroyoshi Iwata.
掲載誌:DNA Research
DOI: 10.1093/dnares/dsaa032

ダイズのコアコレクション(一部):農研機構 遺伝資源センター 提供