高温下で実をつけるための遺伝子領域をトウガラシで特定

2020/11/13

研究開発

 
かずさDNA研究所は、京都大学、近畿大学と共同で、高温下で実をつけるための遺伝子領域をトウガラシで特定しました。

近年、夏場は35℃を超える猛暑日が増えています。このような状況では人間と同じように植物も夏バテを起こしてしまい、花が咲いてもうまく受粉できず落ちてしまう、いわゆる「着果不良」を起こします。花が落ちると果実ができず、農家では出荷量の減少につながります。これまで、国内で多く栽培される実用作物では、高温に耐えて着果する性質をもつ品種は見つかっておらず、育種は進んでいませんでした。

研究グループでは、様々な交配の中から、一日の最高気温が40℃に達する時期でも鈴なりに実をつける系統をみつけていました。これまでの研究により、この形質には複数の遺伝子が関与していることが予想されていました。そこで、これらの系統を使って、DNA 配列の違いを解析したところ、高温着果性と関係すると思われる領域を2 か所みつけることができました。

詳しくは京都大学のプレスリリースをご覧ください。→ 京都大学プレスリリース