オレイン酸を多く含むラッカセイの選抜育種法を新たに開発しました

2018/8/21

研究開発

 かずさDNA研究所は、千葉県農林総合研究センターと共同で、オレイン酸を多く含むラッカセイを選抜するための育種法の開発に取り組んでいます。

 オレイン酸は、ヒトが摂取すると悪玉コレステロールを減らす効果があると言われています。また、オレイン酸は酸化されにくいことから、ラッカセイ製品の品質保持期間が長くなると考えられています。

 これまでの研究により、オレイン酸の量を相対的に増加させる遺伝子を2個同定し、2013年には遺伝子型を同定するためのDNAマーカーを開発しましたが、判別の成功率が低いことが問題でした。

 そこで、千葉県農林総合研究センターの保有するラッカセイ品種「ナカテユタカ」と高オレイン酸含有系統「YI0311」のゲノムDNAを抽出し、新しいDNAマーカーを開発しました。この方法は従来法と比べて判別の成功率が格段に上がっていました。

 この論文は、DNA多型学会の学会誌に発表されました。

日本DNA多型学会HP:http://dnapol.org/

参考:育種に使用しているラッカセイのさやの写真
(写真提供:千葉県農林総合研究センター)