アジサイのゲノム解読により八重咲き品種の開発が容易に 〜アジサイの八重咲き性遺伝子を特定〜

2020/6/19

研究開発

 かずさDNA研究所と日本大学、福岡県農林業総合試験場、宇都宮大学、滋賀県立大学、栃木県農業試験場は共同で、伊豆諸島の青ヶ島に由来するガクアジサイのゲノム解析を行いました。

 アジサイは、ハナミズキなどと同じミズキ目に含まれる被子植物で、アジサイはミズキ目のなかで初めてゲノムが解読された植物になります。

 アジサイ品種「城ヶ崎」と「隅田の花火」に八重咲き性をもたらす遺伝子を特定しました。「隅田の花火」の八重咲き性は、花器官の形成に関わる遺伝子の変異によるものであると推定されました。

 梅雨時期に映えるアジサイは母の日のギフトとしての需要もあり、この解析により魅力的な八重咲き品種の開発が容易になります。
 
 研究成果は、プレプリントサーバーBioRχiv において、6月16日(火)にオンライン公開されました。

論文タイトル:Genome sequence of Hydrangea macrophylla and its application for analysis of double flower phenotype.
著者:Nashima K, Shirasawa K, Ghelfi A, Hirakawa H, Isobe S, Suyama T, Wada T, Kurokura T, Uemachi T, Azuma M, Akutsu M, Kodama M, Nakazawa Y, Namai K.
掲載誌:BioRχiv
DOI: 10.1101/2020.06.14.151431

詳しくはプレスリリースをご覧ください。(PDF 802KB)