テーマ 6遺伝子は実在します

ユーゴ・ド・フリース、カール・コレンス、エーリヒ・フォン・チェルマク-セイセニックが、遺伝の法則を説明し、テオドール·シュワンが、顕微鏡による細胞の発見を紹介します。

こんにちは。私はユーゴ・ド・フリースです。花の咲く植物の研究をしていて、遺伝の法則を考え出しました。 こんにちは。わたしはカール・コレンスです。トウモロコシとエンドウの研究をしていて、遺伝の法則を考え出しました。 こんにちは。私はエーリヒ・フォン・チェルマク-セイセニックです。大学院生のとき、エンドウを使って遺伝の法則を考え出しました。 私たちは皆、1900年に自分の研究を発表した時には、形質がどのように遺伝するかについて何か新しい発見をしたのだと思っていました。それが 1865年のグレゴール・メンデルの研究の”再発見”だったと気がついた時、私たちがどんなに驚いたか想像してみてください。 もちろん、これらの結果は私たちの世代にとって、より受け入れやすいものでした。顕微鏡を使ってなされた細胞の発見もありましたから。 こんにちは。私はテオドール・シュワンです。みなさんに顕微鏡を使ってなされた細胞の発見についてお話ししましょう。 ロバート・フックは1665年にコルクを顕微鏡で見た最初の人でした。彼はとても恥ずかしがりやで、肖像画が一枚もありません。彼が何をしたかお見せしましょう。彼は、自分でデザインした顕微鏡を使って、コルクに箱で区切られたような孔があるのを見ました。 フック氏は、これらを“細胞”と呼びました。フック氏はコルクだけでなく他の植物でも細胞を見ました。彼は生きている植物の細胞が“ジュース”で満たされているのを発見しました。死んだ植物の細胞はまったく空で、空気が入っていました。もちろん、これで、なぜコルクや他の木が浮くのかという謎が解けたことになりました。 フック氏の発見以来、多くの人が顕微鏡を使って観察しました。これは私が1839年に発表した、いくつかのスケッチです。私は“細胞”を形や大きさで定義するのではなく、その中に見える黒く染まる物体(核)が存在することで定義しました。 タマネギの細胞核 魚の脊索細胞 カエルの軟骨細胞 オタマジャクシの軟骨細胞 ブタの胎児の筋肉細胞 ブタの胚細胞 長い間、科学者は生きている生物それぞれについて、核を持つ細胞を観察してきました。1870年代までに、私たちは、粒子のような核が時々、互いに区別のできる、曲がった繊維状のものに置き換わることを観察しました。これらは後に染色体と呼ばれるようになりました。 すぐに、異なる生物種の細胞は、異なる量の染色体を持つことが明らかとなりました。私たちは染色体が遺伝のユニットを運んでいるのではないかと考え始めました。 [サンショウウオの細胞と染色体] [ミールワームの細胞と染色体]

factoid Did you know ?

ヒトの細胞は、大きさが直径7 µmの赤血球から、1 mまで伸ばすことのできる軸索を持つ神経細胞まで、さまざまです。1 µmは10-6 mです。ヒトの髪の毛の直径は100 µmです。

Hmmm...

恐竜は私たちと同じ大きさの細胞を持っていたのでしょうか?私たちはアリと同じ大きさの細胞を持っているのでしょうか?