文献情報利用あれこれ


山本泰智(東京大学新領域創成科学研究科)
生命科学分野における知識は主に文献という形で発表され、保存されているが、その 数は指数関数的に増加しており、各自の興味のある知識を得るために必要な文献を効 率的に取得すること、および必要な文献を網羅的に読むことが非常に困難になってい る。
この問題に対処するために計算機を用いた文献処理手法に関する研究が熱心に行 われている。
その全てを説明することは到底出来ないが、簡単に概要を述べた後、筆 者が現在取り組んでいる幾つかの文献処理に関する活動を紹介する。