ゲノムアノテーション使い倒してますか?


坊農秀雅(埼玉医科大学ゲノム医学研究センター)
さまざまな生物種のゲノム配列が解読され関係者の絶大なる努力によって品質の良いゲノムアノテーション情報が、インターネットを介してすぐにしかも自由に利用可能となっている。
それらのうち必要なものを見つけ出し、無いものは自らがデータを作り出して、「ゲノムアノテーション情報を使い倒す」ことで、時間とお金のかかるウェットの実験数を必要なものだけに絞り込むことが可能である。
これまで我々が取り組んできた転写因子結合サイトの解析を中心に「使い倒し」の実例を紹介する。