DDBJにおけるWeb services (DDBJ-XML)とその利用環境の構築について


阿部貴志(遺伝研 CIB-DDBJ) 重元康昌(富士通(株))
宮崎智(東京理科大・薬) 菅原秀明(遺伝研 CIB-DDBJ)
プログラムから直接操作したいという需要を認識した日本DNAデータバンク(DDBJ)は、DDBJに登録されているflatfile形式の塩基配列をXML化し、SOAP/WSDLを使って、そのほとんどのデータ検索・解析ツールを標準的Web servicesとして公開を行ってきた(DDBJ-XML, http://www.xml.nig.ac.jp/index_jp.html)。
現在、21 services/156 methodsの公開を行っている。すでに国内外からアクセスされているが、さらなる利用促進を図るため、DDBJとしても複数の情報資源を組み合わせた種々のワークフローの開発を行ってきた。
現在は、DDBJを始めとするバイオデータベースを対象としてその機能を標準形式で記述することによって、更なる選択的統合利用の実現へ向けた取り組みを進めており、それらについても紹介を行う予定である。