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The Kazusa Metabolomics Portal

 

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プロテオミクスやメタボロミクスで使用されている質量分析装置は、各ベンダーが個別に開発したソフトウェアで制御されており、取得したデータは各社独自のフォーマットのファイルとして保存される。このため基本的にはその制御ソフトでしか開くことができず、制御ソフトが提供する機能を超えた詳細なデータ解析ができない。Mass++はこのような問題点を解決すべく開発が進められたソフトウェアで、AB Sciex社、ThermoFisher社、Waters社、Shimadzu社など、主要なベンダーの多くのデータファイルを開くことができる(ただし動作には、ベンダー提供の制御ソフトウェアが必要な場合がある)。開いたファイルはMass++オリジナルフォーマットの他、mzXMLやmzMLといった、主にプロテオミクスで整備が進んでいる共通データフォーマットで保存できるので、これらのフォーマットに対応した他のソフトでさらに解析を進めることも可能だ。Mass++自体の機能としては、マスクロマトグラムを視覚化できるのはもちろんのこと、ベースライン除去、バックグラウンド除去、ピーク検出など一通りの解析を行うことができる。また、ピークの質量値やMS/MSスペクトルを使ってMassBank, Mascotなどへのデータベース検索も可能。MassBankに対しては、ユーザーが新たなスペクトルを登録するための機能も備わっている。Mass++のウェブサイトには概要を分かりやすく解説した動画も用意されているので、まずはご覧になってみると良いだろう。

 

サイトURL: www.first-ms3d.jp/achievement/software/mass2