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KNApSAcKファミリー
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KNApSAcK Familyは天然化合物のデータベース「KNApSAcK Core System」を中心に、生物、食品、生理機能などを縦横無尽に関連づけた巨大なデータベース。奈良先端大学の金谷重彦教授の研究室が2004年から開発している。最初に開発されたCore Systemは天然由来化合物とそれが検出された生物種(主に植物)の関係をしっかりした文献情報に基づいてデータ化したもので、現在、フリーの天然化合物データベースとしては最大規模の5万件以上のデータ数を誇る。最近では化合物の構造を3Dで見ることができるKNApSAcK 3Dもリリースされた。この「化合物-生物」という関係情報をベースにして、生物と生理機能の関係(BiologicalActivity)、生物と食品機能の関係(Lunch Box)、食品と健康の関係(DietNavi)、薬用植物とそれが利用されている国の関係(WorldMap)といった、主に食と健康に関係する情報が相互に関係づけられている。漢方薬・生薬(KAMPO)やハーブ(Tea Pot)、インドネシアの民間薬(JAMU)のデータベースもあり、成分の配合や薬としての効果も知ることができる。KNApSAcK Familyのデータはすべて文献情報などから成り立っているのが大きな特徴で、その情報源がしっかり明記されているため情報を適切に利用できるようになっている。市販されている加工食品(カレー)の成分をデータベース化したFoodProcessorや、食べ合わせに関する情報をあつめたDietDishなど、一見風変わりなデータベースもあるが、これらを解析することで美味しいカレーに含まれる主要成分なども見えてきている。アナログ情報をデジタル化して集積することで新たな解析を可能にするというKNApSAcKの理念とも言うべきものを、非常にわかりやすく示した好例と言えるだろう。

とにかく情報量が膨大なのでどこから見れば良いか迷うかもしれないが、そんなときはSkewered KNApSAcKという串刺し検索機能が便利だ。生物なり食品なり成分なり、気になるキーワードがあれば、とりあえずここで検索してみるとよいだろう。検索結果には各データベースを示す小さなアイコンがついているので、クリックすればそれぞれのデータベースの情報を辿って行くことができる。

サイトURL: kanaya.naist.jp/KNApSAcK_Family/