「新エネルギー技術研究開発/バイオマスエネルギー等高効率転換技術開発(先導技術開発)/エネルギー植物の品種改良に係わる代謝情報と遺伝子発現情報に関する研究開発」プロジェクト39「植物の物質生産プロセス制御基盤技術開発」プロジェクト植物バイオテクノロジーの実用化に向けて かずさDNA研究所では、2002〜2022年度の間に3件のプロジェクトを国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から受託しました。 2002〜2009年度の「植物の物質生産プロセス制御基盤技術開発」プロジェクト(プロジェクトリーダー:奈良先端科学技術大学院大学 新名 惇彦教授、サブプロジェクトリーダー:当研究所 柴田 大輔チームディレクター)では、当研究所はプロジェクトの基盤研究室を整備して、千葉大学大学院薬学研究院の斉藤 和季教授(現所属:理化学研究所)と共に遺伝資源の整備とメタボロミクス基盤の整備を担当し、参加した企業(10社)・9大学との共同研究に貢献しました。 2009〜2012年度の「新エネルギー技術研究開発/バイオマスエネルギー等高効率転換技術開発(先導技術開発)/エネルギー植物の品種改良に係わる代謝情報と遺伝子発現情報に関する研究開発」プロジェクト(代表者:当研究所 産業基盤開発研究部 柴田 大輔部長)では、理化学研究所・京都大学と共同研究体制をとり多数の優れた成果を挙げました。 2016〜2020年度の「植物等の生物を用いた高機能品生産技術の開発「植物の生産性制御に係る共通基盤技術開発/代謝系遺伝子発現制御技術」プロジェクト(代表者:当研究所 先端研究開発部染色体工学研究室 舛本 寛室長)では、東北大学工学研究科 高橋 征司准教授と共同研究体制を組み、染色体工学の手法を駆使して植物での遺伝子組換え制御方法を開発しました。(柴田 大輔)NEDOプロジェクト
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