30周年記念デジタルブック
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講義に集中する中高生高度な実験に挑戦する中高生33近隣の中高生を対象とした高度なDNA実験教室 理科教育支援や人材育成を目的として、1997年度から中高生を対象とした募集型のDNAに関する実験教室を研究所の主催で実施しています。この教室は1999年度より「かずさの森のDNA教室」と改称しました。 実験教室は当初、母都市(木更津市・君津市・富津市・袖ケ浦市)交流事業として2日もしくは3日間の参加を条件として実施していましたが、時代の変化に伴い参加希望者が減少してきたため、2009年度からは1日で実習が終了するように内容を変更し、また2013年の冬休み開催以降は千葉県全県の中高生徒を対象にしました。これまでに延べ620名(2022年度まで)が参加しています。ここ数年は、新型コロナウイルス検出法としての「PCR」の知名度が上がり、PCR実験が体験できることから参加希望者も増えています。 2018年度からは、全国の高校生を対象とした宿泊型の実習「かずさの森のDNAキャンプ」も実施(49ページ参照)していることから、2019年度からは開催時期を春休みにしています。(長瀬 隆弘)かずさの森のDNA教室

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