30周年記念デジタルブック
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29開所記念講演会の様子(上:かずさアカデミアホール、下:2001年までは研究所4階大会議室)マスコットキャラクター「ダーナ」市民向け公開講座で生命科学研究をやさしく紹介 かずさDNA研究所は1994年10月26日に開所しました。当時、「DNA」はまだ一般の方にはなじみのある言葉ではありませんでした。そこで、特に千葉県民の方に生命科学の重要性や研究所の活動を理解していただくため、毎年秋に開所を記念した一般向けの講演会を開催しています。国内の大学や研究機関の著名な研究者がDNAに関連した内容について、それぞれ50分程度の講演を行っています。※開所以前の1993年までにも上総国際生命科学シンポジウムとして木更津市民会館、君津市民文化ホールで6回講演しています。 2001年までは「公開講座」として、研究所4階の大会議室で実施し、講演の前後いずれかで施設見学を行っていました。徐々に参加希望者も増え会場が手狭になったことから、2002年からは近隣のかずさアカデミアホールに会場を移しました。2006年には開所10周年を記念して、700人収容可能なメインホールにて記念式典及び記念講演会、研究成果のパネル展示などを行いました(41ページ参照)。 2007年からは、名称を「開所記念講演会」と改め、2010年までは講演会とは別日に研究所公開とDNA実験体験教室を開催しています。2014年には開所20周年を記念して、午前中に研究所を公開し、ミニセミナーや実験講座など様々なイベントを行いました。併せてマスコットキャラクターを県内の小中高等学校から募集し、デザイン部門(340点)、愛称部門(296点)の中から「ダーナ」を選びました。 2020年から2022年は、新型コロナウイルス流行の影響もあり募集定員を減らしました。そこで、WEBでの同時配信を行ったところ、県外からも多数の方が視聴されました。2023年度までの29年間の参加者はのべ7,500名を超えています。(講師リストは資料編に掲載)(長瀬 隆弘)開所記念講演会

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