30周年記念デジタルブック
33/222

講義見学者の推移(累計)26プレゼンルームシークエンサー室前見学者1万人目:1995年8月9日 富津市立天羽東中学校5万人目:1998年5月29日10万人目:2004年5月25日 千葉県立木更津高等学校13万人目:2015年11月14日 茨城県立緑岡高等学校14万人目:2021年6月29日 富士見丘中学高等学校(東京)開かれた研究所をめざして かずさDNA研究所では、研究所の活動や研究成果に対する理解を深めていただけるよう、開所以来多くの見学者を受け入れてきました。世界初のDNA研究専門機関として注目を集めたことから、開所からの10年間で約10万人が当研究所を訪問されました。その後、見学者数は徐々に落ち着いたものの、コロナ禍の時期を除くと、年間に約2,000名が来所しています。見学のご依頼は、学生や一般団体、企業など幅広い層からあり、最近では小学校の校外学習や修学旅行の研修先や、海外の高校生・大学生の視察先としてご利用いただいています。 見学コースには、DNA塩基配列を分析するシークエンサーや、研究室、実際に実験器具に触れることができるプレゼンテーションルームなどがあります。様々な実験機器や研究に取り組む様子から、最先端の研究の世界を感じることができます。 また、DNAをより身近に感じていただくため、DNAに関する講義や、野菜などの身近な食べものからDNAを抽出する実験を行っています。DNA実験には必須のマイクロピペットで微量の液体を扱う体験や、DNAの二重らせんのかたちを模したキーホルダーづくりなども用意しています。 これらのプログラムを通して、今後も多くの方々に科学の世界に親しみ、関心を寄せていただけるようよう努めて参ります。(平岡 桐子)所内見学

元のページ  ../index.html#33

このブックを見る