イチゴのゲノム解読イチゴは8組のゲノムをもつ高次倍数体でゲノム解読が困難でしたが、これが世界初の高次倍数体ゲノム解読の成功例となりました。同じく高次倍数体(4倍体)のラッカセイについては2016年に祖先種のゲノム解読をもとに2019年に栽培種のゲノムを解読しています。6倍体であるサツマイモについても2015年に2倍体の近縁野生種のゲノムを決定した後、2017年にそれと6倍体サツマイモのゲノムを対応させ、ゲノム解読は未完ながら2020年にサツマイモネコブセンチュウの寄主適合性に関わるゲノム領域を特定しています。2020年には高次倍数体農作物にゲノム育種を応用する方法を発表しています。東京理科大学生命医科学研究所との研究交流に関する協定を締結かずさDNA研究所は東京理科大学研究推進機構生命医科学研究所と、医科学・創薬研究の発展のため、研究交流に関する協定を締結しました。142013年(平成25年)•長生高等学校とSSH連携事業協定を締結•ダイコンのゲノム解読•アズキのEST-SSRマーカーの開発•根粒の数を調節する転写因子の発見•ナスの全ゲノム解読•ヒトMHC表面抗原を安定に発現するマウス系統の作製•開所20周年記念マスコットキャラクター(ダーナ)が決定2014年(平成26年)•トマトにおける人為突然変異の全ゲノム評価•サツマイモ近縁野生種のゲノム解読•千葉大学未来医療教育研究機構と共同研究契約を締結•東京理科大学生命医学研究所と研究交流に関する協定を締結•安定保持か脱落かを制御できるヒト人工染色体(HAC)ベクターの開発•研究所発ベンチャー企業株式会社かずさゲノムテクノロジーズ設立•研究所見学者13万人達成2015年(平成27年)
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