30周年記念デジタルブック
20/222

ゲノムを解読した赤色カーネーション品種「フランセスコ」13ナンヨウアブラギリのゲノム解読バイオ燃料として大規模栽培されているナンヨウアブラギリのゲノム解読を行いました。ゲノム情報は世代時間の長い樹木の研究開発・品種改良に有用です。樹木のゲノム解読はその後2012年ユーカリ、2017年イチジク、オウトウ、ノイバラ、2019年ソメイヨシノ、2020年イヌビワ、2021年二十世紀ナシ、ニホングリ、ツツジ、2022年早咲きサクラ2種、針葉樹4種、2023年カキなどと続きます。カーネーションの全ゲノム解読花きとしては世界初の全ゲノム解読でした。花きの品種改良は産業上大きな位置を占め、2019年キクタニギク、2020年アジサイ、2021年ツツジ、2022年トルコギキョウとゲノム解読してきました。•アオコ形成藻ミクロシスティス・エルギノーサのゲノム解読に成功•トマトの成分組成を一挙に解析する方法を開発•マメ科植物(ミヤコグサ)のゲノム解読に成功•全世界に向けてヒト遺伝子クローンの配布を開始2008年(平成20年)2009年•免疫・アレルギー疾患の克服に向けた産学官との連携を開始•トマトのゲノム解読(概要)(平成21年)•希少疾患の原因遺伝子検査拠点に向けての活動を開始•バイオ燃料植物(ナンヨウアブラギリ)のゲノム解読2010年(平成22年)•田畑哲之副所長が文部科学大臣表彰を受賞•ハクサイのゲノム解読•山本正幸 第3代所長就任(2011~2013)2011年(平成23年)•ユーカリのゲノム解読•公益財団法人に移行し、「公益財団法人かずさDNA研究所」に改称•トマトの全ゲノム解読(国際プロジェクト)2012年(平成24年)•田畑哲之 第4代所長就任(2013~)•カーネーションのゲノム解読•食用イチゴのゲノム解読2013年(平成25年)

元のページ  ../index.html#20

このブックを見る