かずさDNA研究所では、県内の皆様に DNA研究の重要性や現状について広くお伝えできるよう取り組んでおります。また将来を担う世代に対して、科学への興味・関心を持っていただくことを目的として、さまざまな講座を開催しております。今回は、初めてご依頼いただいた千葉市幕張公民館「夏休み学び隊」の1つとして、DNA出前講座を開催しました。
出前講座@千葉市幕張公民館
開 催 日 | 平成29年8月2日(水) 10:00〜12:00 |
会 場 | 千葉市幕張公民館 |
参 加 者 | 小学4〜6年生 14名 他3名 |
内 容 |
DNA出前講座 細胞観察コース
【講義】 | 生きものと細胞・DNAってなんだろう? |
【実験】 | 口腔粘膜細胞の採取と遠心機による濃縮 |
| 細胞の蛍光染色と蛍光顕微鏡による観察 |
| 研究用細胞を使ったDNA抽出 |
【観察】 | 分裂する細胞(動画)・研究用細胞の観察 |
【工作】 | DNA型キーホルダーをつくろう! |
【実験結果のまとめ】 |
講義では、すべての生き物は細胞から出来ていて、生命の設計図の正体がDNAであることを学びました。 実験では、綿棒を使って各自の口腔粘膜細胞を取り出し、マイクロピペットや遠心機などの研究機器を扱いながら細胞を濃縮した後、ヘキスト染色液を使って細胞核を染色しました。 つづいて、スタッフがスライドガラスを作成して、ビデオ蛍光顕微鏡による観察と蛍光画像をプリントアウトをしました。また、各自で実験用細胞から実際にDNAを取り出して、詳しく観察しました。最後に、DNA型キーホルダーを作成し、DNAの二重らせん構造を学びました。
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