3月23日(日)
シロイヌナズナ:JCAAアレイの入手方法、使用状況(神戸大学・金丸研吾)
ミヤコグサ:(交渉中)
シロイヌナズナのマクロアレイ(かずさDNA研究所・櫻井 望)
アジレント社のシロイヌナズナ用オリゴアレイチップ(横河アナリティカルシステムズ・箕浦加穂)
アフィメトリクス社のシロイヌナズナ用GeneChip(理研・嶋田幸久)
イネのESTアレイを自作する(奈良先端大・蔡晃植)
BY-2のcDNAマイクロアレイと解析の問題点(理研・松岡 健)
BY-2のcDNAマイクロアレイの紹介と共同利用について。
RNAの純度とバックグラウンドについて。
枠付きカバーガラスの利用についての紹介。
ヒャクニチソウのアレイを自作する(理研・出村 拓)
マイクロアレイと定量PCRによる解析の比較 (東北大学・西谷和彦)
ヘテロプローブ、ゲノムアレイなどの現状 (かずさDNA研究所・柴田大輔)
3月24日(月)
9:00-12:00
Gene Springの機能(Silicon Genetics社・近藤 孝)
cDNAマクロアレイを用いた組織特異的発現データベース(ATTED)の構築について大林武、桶川高史、関本(佐々木)結子、太田啓之 (東工大・大学院生命理工学研究科)
自作ソフト、データプロファイリング: ”-OMICS”の統合化を目指して金谷重彦 (奈良先端科学技術大学院大学・情報科学研究科)
ゲノムプロジェクトの進展に伴い種々の生物のもつ遺伝子の集合が明らかとなった。このことを基礎に、細胞全体の遺伝子の転写制御を理解することを目標としたトランスクリプトーム解析、さらには、プロテオーム、インタラクトーム、メタボロームなどの種々のオーム解析が進みつつある。種々のオーム解析を統合的に扱うことは生命システムを多面的に理解するために重要であると考え、我々の研究室では、これらのオーム解析を統合的に扱える解析システムの構築を進めている。本発表では、発現プロファイルデータの基本的な統計処理法から異種のデータソース(ゲノム情報、トランスクリプトーム情報、さらにメタボローム情報)の統合解析法について発表する。なお、本システムはJavaベースで開発を進めている。
シロイヌナズナのトランスクリプトミクスとメタボロミクス(千葉大学・平井優美)種々の栄養ストレス下で栽培したシロイヌナズナの葉と根 計14サンプルの遺伝子発現プロファイルを、JCAAマクロアレイを用いて調べた。また同じサンプルの代謝プロファイルを、超高分解能をもつフーリエ変換イオンサイクロトロン型質量分離装置(FT-MS)によって調べた。それぞれのデータのクラスター解析から得られた知見、および、トランスクリプトミクスとメタボロミクスを統合する試みについて、話題を提供したい。