千葉県バイオ・ライフサイエンス・ネットワーク会議
平成29年度 総会 ・ 事例報告会

「ヒト人工染色体の開発と医学・薬学への応用」

 

ヒトゲノムの配列情報が明らかにされてから既に10年以上が過ぎ、個人のゲノム情報を医療に役立てる のも夢ではなくなりつつあります。また、ゲノム情報の膨大な知見を有効に活用することは、生命科学や 医療のさらなる発展においても極めて重要な課題です。細胞中で安定に複製・分配・維持されるヒト人工 染色体は、ゲノム編集(CRISPR/Cas9)や既存ウィルスベクターでは困難な巨大遺伝子や多数遺伝子を細胞 へ導入するベクターとしても高い利用価値があります。ヒト人工染色体に搭載した遺伝子の発現を制御す ることで細胞のもつ多彩な機能を引き出し、これを遺伝子治療・再生医療や有用タンパク質の生産、ある いはモデル動物を用いた創薬へと利用する試みが行われています。これまでかずさDNA研究所は千葉県の支 援を受け、人工染色体の研究を行ってきました。本会議では、ヒト人工染色体の技術開発から、これらを 用いた医療・創薬を目指した応用研究、事業化など、かずさDNA研究所、鳥取大学、千葉大学の取り組みに ついて報告します。

開催概要

 
日 時

平成29年5月19日(金) 

13:00〜13:30(総会)

13:30〜15:50(事例報告会)

15:50〜16:30(情報交換会)

会 場

ホテルポートプラザちば 2階 「ロイヤル I 」

〒261-0021 千葉市中央区千葉港8-5
URL( http://www.portplazachiba.com

参加登録

締め切りました。

参加費

無料 : 定員100名様 先着順

主催/共催

主催 : 千葉県バイオ・ライフサイエンス・ネットワーク会議

共催 : 千葉県

   : 公益財団法人かずさDNA研究所

事務局

(お問合せ)
〒292-0818 千葉県木更津市かずさ鎌足2-6-7
公益財団法人かずさDNA研究所 企画管理部事業推進課
TEL: 0438-52-3957 FAX: 0438-52-3901
E-mail: bio-network at kazusa.or.jp (atを@に変えてください)