ソラマメの高密度連鎖地図の作成

2014/9/17

研究開発

~世界で拡大する寄生雑草に強いソラマメ品種の開発に道~

 公益財団法人かずさDNA研究所は、エジプト農業研究センター・畑作物研究所・サッハ農業試験場と共同で、ソラマメのDNAマーカーを多数開発し、高密度連鎖地図を作成しました。
ソラマメは、古代エジプトの時代から食用されている歴史のある食材で、日本で一般的に栽培されるようになったのは17世紀頃のことです。初夏に収穫されるさや付き豆果の生産量は千葉県が全国2位です。
ソラマメはゲノムサイズが130億塩基対(13Gb)と非常に大きく、連鎖地図の作成は困難でしたが、今回、染色体数(6本)に対応した連鎖地図の作成に初めて成功しました。
ソラマメは、豊富なタンパク質のほかに、ビタミン、ミネラル、鉄分が多く含まれており、大豆アレルギーの代用食品としても利用されています。しかしながらアフリカ諸国を中心に寄生雑草による被害が深刻となっており、品種改良が強く望まれています。
この結果は、Breeding Science誌に2014年9月16日付で公開しました。