Manual PowerGet PowerMatch
(→Manual_PowerGet_PowerMatch_AlignmentTableアラインメントテーブル) |
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| − | + | PowerMatchは、PowerGetのモジュールの一つです。別途解説したPowerFTモジュールを用いることで、１分析データに含まれる全ピークを抽出し、その特徴付けを行うことができました。PowerMatchは、PowerFTで解析したデータを複数読み込み、分析（サンプル）間で同一化合物と思われるピークの対応付け（{{Glossary|Alignment|アラインメント}}）を行った後、様々なツールを用いて化合物の推定（{{Glossary|Annotation|アノテーション}}）を行うためのモジュールです。 | |
| − | + | アラインメントは、サンプル間で化合物を比較するために必須であり、メタボロミクスデータを利用する上で重要なステップです。それだけではなく、繰り返し分析をアラインメントすることで、質量精度やイオン化状態の推定精度を上げることなどができるので、アノテーションを効率よく行う上でも非常に重要な意味を持っています。 | |
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| + | PowerMatchは、ピークに関連する様々な情報をすばやく確認しながらアラインメントの修正やアノテーションを進めてゆくための、データ解析環境を提供します。 | ||
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| − | == データの準備 == | + | == [[Manual_PowerGet_PowerMatch_DataPreparation|データの準備]] == |
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| + | PowerFTで解析したデータファイルの配置の仕方、アラインメントをするサンプルのひとまとまり（サンプルセット）の作成方法を解説します。 | ||
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| + | == [[Manual_PowerGet_PowerMatch_PeakAlignment|ピークのアラインメント]] == | ||
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| + | 作成したサンプルセットを用いて、サンプル間でのピークのアラインメントを実行します。 | ||
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| + | == アラインメントの閲覧 == | ||
| − | == | + | === [[Manual_PowerGet_PowerMatch_AlignmentTable|アラインメントテーブル]] === |
| − | + | アラインメントされたピークが表形式で表示されます。データベース検索をしたり、MS/MSのパターンを解読しながら、アノテーションを付与したり、フィルター機能で有効なピークを絞り込み、サンプル間での比較や多変量解析のためにピークの情報を出力したりできます。さらにアラインメントが不適切な箇所については、手作業でアラインメントを修正することも可能です。 | |
=== [[Manual_PowerGet_PowerMatch_Filter|フィルター機能]] === | === [[Manual_PowerGet_PowerMatch_Filter|フィルター機能]] === | ||
2013年4月27日 (土) 06:31時点における最新版
PowerMatch
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PowerMatchは、PowerGetのモジュールの一つです。別途解説したPowerFTモジュールを用いることで、１分析データに含まれる全ピークを抽出し、その特徴付けを行うことができました。PowerMatchは、PowerFTで解析したデータを複数読み込み、分析（サンプル）間で同一化合物と思われるピークの対応付け（アラインメント）を行った後、様々なツールを用いて化合物の推定（アノテーション）を行うためのモジュールです。
アラインメントは、サンプル間で化合物を比較するために必須であり、メタボロミクスデータを利用する上で重要なステップです。それだけではなく、繰り返し分析をアラインメントすることで、質量精度やイオン化状態の推定精度を上げることなどができるので、アノテーションを効率よく行う上でも非常に重要な意味を持っています。
PowerMatchは、ピークに関連する様々な情報をすばやく確認しながらアラインメントの修正やアノテーションを進めてゆくための、データ解析環境を提供します。
データの準備
PowerFTで解析したデータファイルの配置の仕方、アラインメントをするサンプルのひとまとまり（サンプルセット）の作成方法を解説します。
ピークのアラインメント
作成したサンプルセットを用いて、サンプル間でのピークのアラインメントを実行します。
アラインメントの閲覧
アラインメントテーブル
アラインメントされたピークが表形式で表示されます。データベース検索をしたり、MS/MSのパターンを解読しながら、アノテーションを付与したり、フィルター機能で有効なピークを絞り込み、サンプル間での比較や多変量解析のためにピークの情報を出力したりできます。さらにアラインメントが不適切な箇所については、手作業でアラインメントを修正することも可能です。
フィルター機能
設定した条件に合致するアラインメントだけを表示させることができます。
