Manual PowerGet Glossary

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;Actual Mass, Search Mass
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;Actual Mass, Search Mass, 正味のマス
 
:検出されたm/zからイオン付加体の質量を加減し、単独の化合物の構造となったときの分子量を指します。
 
:検出されたm/zからイオン付加体の質量を加減し、単独の化合物の構造となったときの分子量を指します。
  

2013年1月16日 (水) 07:05時点における版

用語解説



PowerGetのマニュアルで使用されている用語について解説します。

PowerFT

Home Directory (ホームディレクトリ)
入力フォーマットとなるテキストデータを配置したフォルダを指します。

共通

マススペクトル
質量分析装置から得られる、化合物イオンの質量電荷比(m/z)とその強度の測定データのこと。

スキャンポイント
質量分析装置は、一定の時間間隔でマススペクトルを連続的に測定します。たとえばFT-ICR-MSでは、クロマトグラフィーでの溶出時間(~1時間)の間、1秒間に1回ずつ程度の速度で精密質量を測定しつづけます。このときの一回のマススペクトルの測定点を、スキャンポイントと呼びます。

Full MS フルマス
質量分析装置が設定した質量範囲(例えば、m/z 200~1500)の全てを測定するスキャンモードで取得したマススペクトルをフルマスと呼びます。また、

MS/MS, MS2 マスマス
フルマススキャンの後、特定の質量のイオンにエネルギーを加えてイオンを開裂させ、生成した分解物のm/zをスキャンした時のマススペクトルを指します。エネルギーを加えられたイオンを「親イオン」、「前駆体イオン」、「プレカーサ-イオン」などと呼び、分解物のイオンを「娘イオン」、「生成物イオン」、「プロダクトイオン」などと呼びます。

デコンボリューション
合成シグナルを由来成分へ分解

13Cアイソトープピーク
13C同位体による

イオン付加体
化合物に付加してイオンを形成する成分

多価体ピーク
複数の電荷状態をとりうる化合物に由来するピークのこと。

ゴーストピーク
質量分析装置の検出特性や内部データ処理などにより生じた、実際に存在する化合物由来ではないと思われるピークのこと。

Actual Mass, Search Mass, 正味のマス
検出されたm/zからイオン付加体の質量を加減し、単独の化合物の構造となったときの分子量を指します。

Detected Mass 検出マス
質量分析装置で検出された、イオン化された状態の化合物の質量を指します。
個人用ツール
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操作
案内
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