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H29年度「ハイレベルサイエンス講座」

 今年で4年目を迎えた長生高校との連携事業の1つとして、「ハイレベルサイエンス講座」を行いました。
 今回は、各自のコンピューターを使って、膨大な生命科学データを解析するための生物情報科学を学び、様々な情報科学的な解析を通して生命の不思議を実感していただきました。

長生高校との連携事業に基づく「ハイレベルサイエンス講座」

開 催 日平成29年12月16日(土)9:00〜11:00
会 場千葉県立長生高等学校 電算機室
参 加 者2年生8名 他4名
内 容

ハイレベルサイエンス講座「ゲノム解析のシミュレーション」
 〜生命の設計図を覗いてみよう〜

  • ゲノムから遺伝子を探そう!
  • DNAをアミノ酸配列に翻訳しよう!
  • 配列のよく似たたんぱく質を探そう!
  • アミノ酸配列を比較して進化を考えよう!
  • 遺伝子変異ってなに?
  • たんぱく質の3次元構造を見てみよう!

 世界で初めてゲノムのDNA配列が解読されたのは22年前、183万塩基対のDNAをもつインフルエンザ菌でした。そして現在は、ヒトゲノムを含む7万種類を超える生物の設計図が明らかにされ、その情報が公的データーベースにて公開されています。
 本実習では、膨大な生命科学データを解析するための「バイオインフォマティクス(生物情報科学)」を学びながら、様々な情報科学的な解析を通して生命の不思議を実感していただくのを目指しました。

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